飲料メーカー大手三社とヤクルト
飲料メーカー大手のキリン、アサヒ、サントリーとヤクルトの業績評価。
まずは粗利益率を比較しました。
ヤクルトは他の3社から少し飛びぬけて60%近くと高い粗利益率となっています。
機能性飲料として付加価値の高い製品を持っている為と考えられます。
次に営業利益率を比較しました。
ここでもヤクルトが安定して高いです。
他の3社も10%付近で高めですが、キリンは2019年度大きく落ち込んでいます。
収益性という点では各社とも良いですが、中でもヤクルトが安定して高い収益性を確保していますね。
次にROE(自己資本利益率)とROA(総資産利益率)を比較しました。
ちょっとキリンの振れ幅が大きくて評価しづらいですが、各社とも優秀な水準だと考えられます。
ここでもヤクルトはROAが右肩上がりで7%を超えていて非常に優秀です。
自己資本比率はどこも良いですが、ヤクルトが飛びぬけています。
流動比率もヤクルトが飛びぬけていますが、アサヒは70%付近と不安要素があります。
結論としてヤクルトが非常に業績が安定して高く、サントリーも悪い要素はないです。
ヤクルトとサントリーの株価を見てみると。。
いずれもちょっと下がり気味で割安といえると考えられます。
ヤクルトはこれからも業績向上が期待でき、サントリーも株価が底値だと思われますので、どちらも買っておいて損はなさそうです。